【徹底比較】糖質制限と脂質制限、どっちが痩せる？【武蔵小杉 BEYOND】

この世にダイエット法は数あれど、二大ダイエットといえば糖質制限と脂質制限。

長年、この2つの流派をめぐり、ダイエッターたちは対立し、知識人たちは議論をぶつけ合い、国と国の争いは絶えず、ラッパーたちはディスり合ってきました。

しかし、今回は私、令和のダイエットコンシェルジュこと、武蔵小杉BEYOND トレーナーの横山貴俊が、この終わらない戦いに終止符を打ちます。

結論としては、糖質制限も脂質制限も、どちらも優れたダイエット法です。

しかし、それぞれの特徴とメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切。

あなたに合ったダイエット法がどちらなのか、この記事を読んでいただければわかります。

それではいざ、参ります。刮目せよ！！

ちなみに、今現在、糖質制限ないしは脂質制限を行っていて、ある程度は痩せたけど停滞しているという方は下記の記事を参考にしてみてくださいね！

「食事制限してるのに痩せない！」痩せない人が陥っている落とし穴とは？【BEYOND武蔵小杉店】

本記事の著者

横山貴俊
武蔵小杉 BEYOND トレーナー
NSCA-CPA取得
中央大学応援団 74代団長
トレーニング歴 8年
人生で唯一のお酒の失敗は、中学の同窓会で酔っ払いすぎて、初恋の女の子に家まで担いで帰されたこと。

糖質制限とは

糖質制限とは、摂取する糖質の量を制限することにより、体が脂肪をエネルギー源として使用しやすくするダイエット方法です！

主にパンやお米、麺類などの主食や、甘いお菓子などの糖質を多く含む食品の摂取を抑えます。

脂質制限とは

脂質制限は、摂取する脂質の量を制限することでカロリーの過剰摂取を防ぎ、体脂肪の蓄積を減少させるダイエット方法です。

特に動物性の脂肪や揚げ物、バターや油を多く使う料理などの脂質を多く含む食品の摂取を控えることが推奨されます。

糖質制限と脂質制限のメリット・デメリット

糖質制限のメリット

1. 短期間での体重減少が期待できる

糖質を制限することで、体は脂肪をエネルギー源として使用するようになります。このプロセスはケトーシスと呼ばれ、この状態になると短期間での体重減少が期待できます。特に食事の初期段階では、水分が減少するため、体重の落ちが早く感じることが一般的です。

2. 空腹感が少ない

糖質制限ダイエットの際、たんぱく質や脂質を多めに摂取するため、これらの栄養素は満腹感をもたらしやすく、長時間満腹感を保持することができます。

3. 血糖値の急激な上昇が抑えられ、インスリンの分泌を安定させることができる

糖質を摂取すると、血糖値が上昇し、それに伴ってインスリンが分泌されます。糖質を制限することで血糖値の急激な上昇を防ぐことができ、インスリンの分泌も安定します。これは特に糖尿病予防や、インスリン抵抗性のある人に有益です。

糖質制限のデメリット

1. 長期間続けると栄養バランスが偏りがち。

糖質を長期間制限すると、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素の摂取が不足しがちになります。特に果物や穀物を制限することで、これらの栄養素の摂取量が減少します。

2. 初期段階での体調不良が報告されることも。

糖質を急に制限すると、ケトフルーとも呼ばれる初期症状（頭痛、だるさ、吐き気など）が現れることがあります。これは体が糖質から脂質へのエネルギー源の切り替えに慣れるまでの適応反応です。

3. 継続が難しくリバウンドしやすい

糖質制限を止めると、再び糖質をエネルギー源として利用するようになります。そのため、一度制限を緩めると体重が戻りやすく、リバウンドのリスクが高まります。

脂質制限のメリット

1. 一般的な食事制限として受け入れやすい

多くのダイエット方法や医学的なアドバイスで脂質の摂取を控えるよう推奨されているため、脂質制限は一般的な食事制限として受け入れやすいです。

2. 脂質を過剰摂取すると心血管疾患のリスクが上がるため、それを予防することができる

特に動物性脂質の摂取が多いと、コレステロールや中性脂肪が増加することが知られています。脂質を適切に制限することで、これらのリスクを減少させることができます。

3. 脂っこい食事の摂取を控えることで、消化器系にも優しい

脂質は消化に時間がかかるため、脂質を多く含む食事は胃や腸に負担をかけることがあります。脂質の摂取を控えることで、消化器系のトラブルを予防することができます。

脂質制限のデメリット

1. 脂質はホルモンの材料となるため、過度な制限はホルモンバランスを崩す可能性

脂質は性ホルモンをはじめとする多くのホルモンの生成に必要です。そのため、過度な脂質制限は、ホルモンの生産に影響を与え、月経不順や骨密度の低下などの健康問題を引き起こす可能性があります。

2. 必要な脂質まで減らしてしまうと、肌荒れや髪の乾燥などのトラブルが起きることも

脂質は皮膚や髪の健康にも必要です。特にオメガ-3脂肪酸やオメガ-6脂肪酸などの必須脂肪酸は、体内で作ることができないため、食事から摂取する必要があります。これらの脂質を不足させると、乾燥肌や髪のダメージ、爪の割れやもろさが増加することもあります。

向いている人・向いていない人

糖質制限

向いている人：インスリン抵抗性のある人、PCOS（多嚢胞性卵巣症候群）の女性、短期間での体重減少を望む人。

向いていない人：運動選手や高い運動強度を要求される人、糖質を多く必要とする特定の病状の人、摂食障害の予備軍や過去の摂食障害の歴がある人。

脂質制限

向いている人：コレステロールや中性脂肪の数値が高い人、動脈硬化や心臓病のリスクが高い人。

向いていない人：妊娠中や授乳中の女性、高い運動強度を要求される運動選手、成長期の子供や若者。

まとめ

ダイエットや健康維持の方法は一人ひとり異なります。

糖質制限や脂質制限にはそれぞれメリットとデメリットがありますので、自身の体質やライフスタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

必要であれば、専門家の意見を求めることもおすすめします。

武蔵小杉エリアでダイエットの専門家のサポートを受けたい方は、武蔵小杉BEYONDへ！

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