体脂肪はその人の生活履歴?! — 冬に太る人には理由がある!?
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2025 / 11 / 26
最終更新日:2025年11月26日
冬になると体重が増える人と、変わらない人とがいます。
これは「体質」ではなく、生活習慣(=生活履歴)の差 によるものです。
体脂肪は、単なる蓄積された脂ではなく、今までの食べ方・動き方・休み方・温め方の結果が形になったものです。
- 夜遅くに食べている
- 食べる量が増えている
- 動く時間が減っている
- 入浴がシャワーだけ
- 体温が低い状態が続いている
- 寝る時間が遅くなっている
- その影響でむくみが慢性化している
これらの習慣が積み重なった結果、「太って見える体」へ変化していきます。
冬太りは、気温や季節のせいではなく、冬に入りがちな生活パターンの結果です。
この記事では、
- 冬に太って見える人の共通パターン
- 太らない人がしていること
- その差がどこにあるのか
- 今日から改善できる生活修正ポイント
これらをわかりやすく解説していきます。
第1章|冬に太りやすい「生活履歴」の正体

冬に太ってしまう人には、共通する生活習慣があります。
その習慣は一見小さなものですが、毎日の積み重ねとして身体に印象され、結果的に“冬太り体質”を作ります。
ここでは、冬に太る人の典型的な生活履歴を、分解しながら解説していきます。
夜遅い時間の食事が増える
冬は日照時間が短くなり、身体は「エネルギーを蓄えよう」とするモードになりやすいです。
そのため、夜の食欲増加や甘い物欲求、夜遅い食事、食後すぐの就寝などが増加しやすくなります。
夜遅くの食事は、食べた栄養が脂肪として蓄えられやすい時間帯です。
この習慣が続くと、確実に体脂肪として蓄積されます。
体温低下により代謝が落ちる
冬は気温の低下により体温が下がりやすく、結果として基礎代謝が低下します。
本来、身体が熱を生み出そうとするはずですが、筋肉量が少ない人は十分に熱が生み出せず、エネルギー消費量が落ち余分なカロリーが脂肪として蓄積という方向へ傾きます。
この体温低下が、冬太りを後押しします。
活動量が下がりやすい
寒い季節になると、外出機会が減り、身体を動かす時間も減りがちです。
- 移動が車・電車中心
- 歩く時間が減る
- 家での時間が増える
- 運動意欲の低下
この「活動量の低下」の蓄積が、脂肪蓄積を招きます。
また、脚を動かさない生活は、血流が悪化し、むくみの慢性化にもつながります。
入浴がシャワーのみになる
冬の身体ケアとして非常に重要なのが「入浴」です。
湯船に浸かることで深部体温が上がり、血流が改善します。
しかし、多くの方が面倒、時間がない、ついシャワーだけ、寝る直前までスマホという理由で湯船を省略します。
この習慣は巡りの悪化、体温低下につながり、結果的にむくみ・冷えを増やす生活履歴となります。
睡眠の質低下とホルモンの乱れ
冬は睡眠リズムが崩れやすく、入眠時間が遅くなりがちです。
睡眠不足が続くと、食欲増加ホルモン(グレリン)が増え、食欲抑制ホルモン(レプチン)が減ります。
このホルモンバランスの変化は、冬の暴飲暴食につながります。
むくみが慢性化する
最後に重要なのが、脂肪だけでなく “水分による膨張” が冬太りの見た目に大きく影響する という点です。
- 足首の張り
- ふくらはぎのパンパン感
- 顔のむくみ
- 下腹の張り感
これらは「水分の滞留(むくみ)」+「血行不良」によって起こります。
むくみや血流不良が蓄積された結果、「太って見える身体」へ変化していくのです。
第2章|冬に太る人と太らない人の決定的な違い

冬に太る人がいる一方で、冬でも体型がほぼ変わらない、むしろ引き締まる人もいます。
この差は「体質」ではなく、どのような習慣が“反射的に身についているか” の違いです。
以下では、冬に太る人とそうでない人の特徴をわかりやすく比較します。
食事の向き合い方の違い
太る人
- お腹が空いたら食べる
- 食後の満腹感重視
- 夜遅く食べがち
- 甘いもの欲求に任せる
太らない人
- 食べる時間帯が安定
- 食事内容を意識(たんぱく質優先)
- 夜は軽め
- 無駄な間食が少ない
太らない人は「食べたいから食べる」のではなく、身体の巡りや睡眠まで含めて食事をコントロールする習慣が自然にあるという点が大きな差になります。
体温維持の習慣
太る人
- 基本的に“寒がり”
- 手足が冷たい状態が多い
- 湯船に浸からない
- 防寒が不十分
太らない人
- 湯船に浸かる習慣
- 温かい飲み物を選択
- 足首・お腹・腰を冷やさない
- 冷えを放置しない
太らない人は血流維持=体温維持=代謝維持を無意識に行っています。
活動量の違い
太る人
- 外出が減る
- 移動はできるだけ最短
- 基本的に座りっぱなし
- 運動量が低い
太らない人
- 歩く
- 移動が軽やか
- 体を動かす習慣がある
- 寒くても活動量が下がらない
太らない人は“動くのが面倒” という感覚に支配されにくい。
むしろ、動くことで身体が楽になることを知っている人が多いです。
睡眠と自律神経
太る人
- 夜更かし
- 寝不足
- 朝起きづらい
- スマホを夜遅くまで使用
- 寝ても疲れが取れない
太らない人
- 寝る時間が一定
- 入眠前のリラックス習慣
- 朝の目覚めが良い
- スマホとの距離管理が上手
太らない人は、“眠る前の過ごし方が体型に影響する”ことを理解しています。
太る人の共通点まとめ
- 夜遅く食べる
- 運動不足
- 体温低下
- むくみやすい
- 交感神経と副交感神経の切り替えが苦手
対して、太らない人は
- 体温維持意識が高い
- 運動習慣が軽くでもある
- 睡眠管理が上手
- 食べるタイミングが整っている
- 体の声に耳を傾けている
ここにあるのは根本的な遺伝差ではなく、“生活の反射習慣” の違いです。
第3章|自分の生活履歴を“見える化”する方法

無意識に積み重ねてきた行動が、今の体脂肪に表れている
体脂肪は突然つくわけではなく、日々の生活習慣の積み重ねです。
ここでは、生活履歴を自然に可視化する方法を解説します。
食べる時間と寝るタイミングは体脂肪に直結する
まず見直すべきは、日々の時間の使い方です。
夕食が21時以降になる日が増えたり、就寝時間が24時を過ぎたり、ベッドに入ってもスマホを長時間見続けていたりする場合、それは確実に冬太りにつながる生活履歴です。
特に「寝る直前の食事+深夜就寝」は、脂肪蓄積を強く促します。
記録してみると、自分では気づいていなかった“太る生活パターン”が浮き彫りになります。
むくみは“いま太って見えている原因”
むくみは体脂肪以上に 見た目の太さ に影響します。
朝は顔や脚がスッキリしているのに、夕方には足首が太くなり靴下跡が残る――これは余分な水分が滞留しているサインです。
つまり、「むくんで大きく見える時間帯」があるのか?
これを観察することが重要です。
カロリーではなく“状況”を記録する
食事記録については「何kcal食べたか」を記録する必要はありません。
重要なのは
- 何を
- いつ
- どのくらい
- どんな気持ちで
食べたかです。
例えば、寒い日は甘いものが増える、ストレスが強い日に間食が増える、夜遅い食事が増える――これらは脂肪形成に大きな影響を与えます。
自分の「太る思考癖」「食行動パターン」を把握できるようになります。
体温と巡りも生活履歴に含まれる
生活履歴の見える化に重要なのは、食事や時間だけではありません。
便通、水分摂取量、手足の冷え、汗をかいたか、お風呂に浸かったか――
これらによって太るタイプは異なります。
- むくみ型の太り方
- 低体温型の太り方
- 代謝低下型の太り方
見える化が進むほど、自分はどのタイプかが明確になります。
結論:冬太りは“無自覚の積み重ね”で作られている
可視化していくと、冬太りの原因は「やってはいけないこと」をやってきたのではなく、「気づかないうちに習慣化していたこと」 にあるとわかります。
- 寝不足
- 夜遅い食事
- 運動量低下
- 体温低下
- むくみ放置
- 水分不足
これらが日々積み重なることで、冬太りする体型に設計されてしまっているのです。
第4章|今日からできる“生活修正ポイント”

小さな改善が、体脂肪に大きな差を生む
生活履歴の見える化が進んだところで、ここからは「何をどう修正すればいいか」に焦点を当てます。
実は、脂肪を落とすために必要なことは少なく、ただし継続すれば確実に変わります。
ここでは “冬太りしない身体のつくり方” を明確に示します。
夜の食事時間を20〜21時までに戻す
脂肪蓄積に最も影響が大きいのは 「食べる時間」×「眠る時間」 のセットです。
夕食が遅くなると、消化が夜間にずれこみ、睡眠の質が低下し、脂肪燃焼が抑制されます。
逆に、夜の食事を20〜21時までに戻すだけで、翌朝の体重に変化が表れやすくなります。
もしそれが難しい場合は「固形物は避けて、汁物やタンパク質軽め」に切り替える、という現実的な調整が非常に効果的です。
朝一番で体温スイッチを入れる
冬に脂肪がつきやすくなる理由の一つに、基礎体温の低下があります。
朝の体温を上げる具体的な方法はシンプルです。
- 白湯を飲む
- 朝日を浴びる
- 伸びをする or 軽いスクワット
この3つを5分で済ませるだけで、交感神経が適切に働き、エネルギー消費が上がりやすくなります。
特に白湯は、胃腸を優しく刺激し、腸内活動を促してくれます。
水分を意識的に増やす
むくみがある人ほど「水太り」と思い込み、逆に水分を控えることがあります。
しかし、それは逆効果で、体はより水分をため込みやすくなります。
理想は 体重 × 30〜40ml の水分摂取です。
例)60kg → 1.8〜2.4L
ただし一気飲みではなく、こまめに。
「巡る身体」になることが、冬太りしない体のベースをつくります。
週2回以上の“筋肉刺激”を入れる
これは激しいトレーニングである必要はありません。
ただし確実に言えるのは、筋肉への刺激が減った瞬間、脂肪はつきやすくなるということです。
ポイントは「筋トレ=筋肉を大きくするではなく、代謝スイッチである」という理解です。
スクワット・ヒップリフト・プッシュアップなど大筋群 に刺激を入れられる種目を取り入れるのが効果的です。
湯船を“習慣”にする
入浴は体温上昇、代謝亢進、むくみ改善に直接作用します。
「寒いからシャワーでいいや」という日が続くほど、冬太りのリスクは上がります。
38〜40度で15〜20分、肩まで浸かる
これを週4回以上継続すると
翌朝の体型の軽さ、足首や顔のスッキリ感に明らかな変化が出ます。
まとめ:大切なのは完璧ではなく、修正の積み重ね
体型を変えるために重要なのは、急激なダイエットや極端な食事制限ではなく、“生活習慣の方向性を正すこと” です。
小さな修正が1日 → 1週間 → 1ヶ月 と積み重なることで確実に体脂肪に変化が出てきます。
Q&A — よくある質問
Q1. 冬は太りやすいって本当ですか?
A. はい、本当です。
冬は基礎体温が低下しやすく、活動量も減り、体が脂肪を蓄えやすい状態になります。
さらに「寒い→高カロリーを欲する」という脳の働きも加わり、同じ食事量でも脂肪がつきやすくなります。
しかし、体温を上げる習慣や生活リズムの改善で、この冬太りは十分にコントロール可能です。
Q2. むくみと脂肪ってどう違うんですか?
A. むくみは水分、脂肪はエネルギー蓄積です。
むくみが多い人は、水分が組織に滞留し、見た目が太く見えているだけのケースがあります。
一方、脂肪はエネルギーとして使われずに蓄積している状態。
むくみは1〜3日で落ちることもありますが、脂肪は習慣改善が必要です。
この記事で紹介した「体温・水分摂取・入浴・軽い運動」で解消できます。
Q3. 個人で管理するだけで改善できますか?
A. できますが、限界があります。
人は自分の生活習慣のクセに気づきにくく、「正しくやっているつもりで逆効果」というケースが非常に多いです。
・水分を控えてしまう
・間違った食事制限
・夜の食事タイミングの誤り
・運動の方向性のミス
こうした“自己流の落とし穴”を回避するには、専門家による分析と修正が有効です。
プロ視点のフィードバックが入ることで、改善スピードは体感で2〜3倍になります。
まとめ|体脂肪は「生活の結果」。だからこそ、変えられる。

冬太りは“脂肪”ではなく“生活の反映”
冬に太って見える原因は、脂肪そのものよりも「冷え」「むくみ」「生活リズム」の影響が大きいということを理解できたと思います。
つまり、あなたの体は、あなたの生活習慣を映す鏡 です。
逆にいえば、生活習慣を変えれば、体も必ず変わります。
今日からできる小さな改善の積み重ねが体を変える
食事時間の見直し、白湯、入浴、軽い筋肉刺激、体温アップ――どれも特別なことではなく、誰でも行える習慣です。
それらが積み重なり、1週間 → 1ヶ月 → 3ヶ月 と続いていくことで、確実に体脂肪にも見た目にも変化が現れてきます。
自分のクセに気づくことが最大の課題
ただし、人間は自分の生活習慣のクセに気づきにくい 生き物です。
- 改善しているつもりで逆効果
- 栄養バランスの偏りに気づかない
- 水分不足
- 入浴習慣の欠如
- 遅い時間の食事
これらが知らず知らずのうちに脂肪形成につながっています。
専門家の視点で“見える化”するとスピードが変わる
もしあなたが
「自分では突破できない」
「何をどう修正したらいいかわからない」
と感じているなら、専門家の客観的な視点がとても有効です。
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このブログの著者

パーソナルトレーナー
著者:吉田 優大
所属:BEYOND武蔵小杉 パーソナルトレーナー
プロフィール:
「健康とボディメイクをもっと身近に」をモットーに、ダイエット、筋力アップ、姿勢改善、腰痛予防など幅広いお客様をサポート。
食事指導や生活習慣の改善まで含めた“結果につながるトレーニング”を提供しています。

