忘年会シーズンに太る人が必ずやっているNG習慣と正しい対策
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2025 / 12 / 05
最終更新日:2025年12月8日
12月に入ると増える忘年会。仕事の付き合いや友人との集まりで、気付けば週に数回の飲み会が続くことも珍しくありません。
実はこの時期に体重が増えやすい人には、共通する「太りやすい習慣」が存在します。
しかも本人はその習慣に気づいていないことがほとんどです。
本記事では、忘年会シーズンに体重が増える理由と、今日から取り入れられる具体的な対策について解説します。
無理な我慢をしなくても、習慣を整えるだけで体重の増加は防げます。
忘年会で太る人がやりがちな“無自覚のNG習慣”

忘年会シーズンに体重が増えやすい人には、共通して見られる“無意識の習慣”があります。
多くの人は「飲み会が多かったから太った」と考えますが、実際には飲み会そのものより、そこで取ってしまう行動に問題があります。
太りやすい人が陥りがちなNG習慣を整理すると、以下のような特徴が挙げられます。
空腹のまま参加してしまう
仕事終わりに何も食べずに向かうと、血糖値が一気に上昇しやすく、揚げ物や炭水化物など“高カロリーの誘惑”に負けやすくなります。
空腹は判断力を鈍らせ、普段なら選ばないものに手が伸びる原因となります。
食べ続けてしまう(満腹感が麻痺する)
アルコールは満腹中枢を鈍らせるため、飲みながら食べると「止めどき」がわからなくなります。
結果として、普段の2倍近いカロリーを無意識に摂取してしまうことも珍しくありません。
最初の一杯が毎回ビール
ビールは糖質が高く血糖値を上げやすい飲み物です。
最初の一杯として飲むことで、食欲がさらに刺激され、揚げ物・味の濃いものを求めやすくなります。
こうした“食欲スイッチ”が太りやすさを加速させます。
締めの炭水化物やデザートが定番化
夜遅い時間帯の炭水化物は、ほぼ確実に体脂肪として蓄積されます。
アルコールで代謝が落ちている状態で食べるラーメン・チャーハン・スイーツは、翌日の体重増加だけでなく、むくみや倦怠感の原因にもなります。
翌日に“何も調整しない”
最も多く見られるNGがこれです。
飲んだ翌日に水分補給も食事調整も運動もせず放置すると、余分な水分・塩分・糖質が体内に残り続け、むくみと脂肪蓄積を招きます。
忘年会が続くと、この負債が積み上がって太る構造になります。
これらの習慣は、どれも特別なことではなく、多くの人が無意識で行ってしまうものです。
しかし、この“無自覚な積み重ね”こそが忘年会太りの正体と言えます。
忘年会前の“準備”で太りにくい状態をつくる

忘年会で体重が増えるかどうかは、「飲み会に行く前の過ごし方」に大きく左右されます。
多くの人は飲み会そのものをどうにかしようとしますが、実は太るかどうかを最も決めているのは事前準備です。
ここを整えるだけで、飲み会中の食欲や血糖値の乱高下が抑えられ、太りにくい体内環境をつくれます。
軽くたんぱく質を入れる(空腹で行かない)
空腹で飲み会へ行くと、血糖値が急上昇し、揚げ物や炭水化物を欲しやすくなります。
これを避けるためには、出発前に たんぱく質を含む軽食 を入れることが理想的です。
例:ギリシャヨーグルト、ゆで卵、プロテイン、ナッツ少量など。
たんぱく質は血糖値の急上昇を抑え、満腹感を保ちやすくするため、飲み会での暴食を防ぎます。
水を500ml飲んでから向かう
仕事終わりの身体は軽い脱水状態になっています。
脱水があるとアルコールの吸収が早まり、酔いやすくなり判断力が低下。結果として「食べすぎ」「飲みすぎ」につながります。
出発前に 水を500mlほど飲む ことで、アルコールの吸収が緩やかになり、食欲の暴走を防ぐ効果があります。
一日を“食べずに調整”しない
「夜にたくさん食べるから昼は抜こう」という考えは逆効果です。
空腹時間が長くなるほど血糖値が乱れ、飲み会での暴食リスクが高まります。
また、食事を抜くと代謝が落ち、脂肪を蓄積しやすい状態になります。
忘年会の日こそ、普段通りの食事をとり、代謝を落とさないことが最優先です。
可能なら“歩く時間”を少し増やす
事前に軽く歩いたり、階段を使うなどで血流を良くしておくと、食後の脂肪蓄積が抑えられます。
特にデスクワークの人は、飲み会の日だけでも歩数を増やすと、翌日の体重の戻りに差が出ます。
忘年会前の準備を変えるだけで、飲み会中の行動も自然と変わります。
「飲み会をどう乗り切るか」よりも、まずは 太りにくい状態を作ってから参加することが最重要です。
忘年会“当日と翌日”の行動が体重の増減を決める

忘年会で太るかどうかは、当日の飲み会中の選択と、翌日の過ごし方によって大きく変わります。
アルコールが入ると判断力が鈍り、どうしても食べすぎ・飲みすぎになりがちですが、いくつかのポイントを押さえるだけで脂肪蓄積を大幅に防ぐことができます。
さらに、翌日をどう過ごすかで“体重がそのまま定着するか”が決まるため、この2つはセットで考える必要があります。
飲み会中:太らない選択を自然に作る
最初のドリンク選び
最初の1杯がビールだと、糖質と炭酸による血糖値上昇で強い食欲にスイッチが入ります。
太りにくくしたいなら、ハイボール・焼酎・赤ワイン・糖質オフサワーなどを選ぶだけで、食欲の暴走が軽減されます。
たんぱく質を中心に注文する
焼き鳥(塩)、刺身、冷奴、海鮮系、ローストビーフなど、たんぱく質中心で注文すると満腹感が安定し、揚げ物・締めの炭水化物を自然と減らせます。
揚げ物は“シェア”に変更する
一人一皿ではなく、みんなでシェアする形にすると摂取カロリーが自然に抑えられます。
完全に我慢しなくても量をコントロールできる方法です。
チェイサー(水)を常に置く
アルコールの代謝には水分が欠かせません。
チェイサーを挟むことで酔いがゆっくりになり、判断力が保たれ、結果として食べすぎ防止につながります。
また、水を飲むことで翌日のむくみも軽減されます。
翌日:体重を“戻すか太らせるか”が決まる最重要フェーズ

忘年会翌日は、体がむくみやすく、消化器の負担も大きくなっています。
ここで何もしないと、体内の水分・塩分・糖質が滞り、体重が一気に増加します。
逆に、正しいリセットを行えば、その日のうちに体重は戻りやすくなります。
朝は味噌汁・フルーツ・水で整える
温かい味噌汁は内臓を温め、塩分の排出を促します。
フルーツはビタミンと水分を補い、むくみ解消に役立ちます。
軽い運動(散歩・ストレッチ)
激しい運動はむしろ負担になります。
翌日は 歩く・体をほぐす 程度で十分に代謝を回復できます。
食事は抜かず、消化の良いものを摂る
「たくさん食べた翌日は何も食べない」は逆効果。
筋肉の分解を促し、結果として太りやすい体をつくります。
お粥・スープ・卵など負担の少ない食事が最適です。
飲み会中のコントロールと翌日のリセット、この2つを徹底することで、忘年会が続く時期でも体重は安定しやすくなります。
“飲み会=太る”ではなく、行動を整えれば体型を維持することは十分可能です。
Q&A:忘年会との付き合い方についてのよくある質問
忘年会が週に何回もある場合、どう調整すれば太りにくいですか?
忘年会の前後で極端に食事を抜くのは逆効果です。代謝が落ち、むしろ太りやすい状態になります。
最も重要なのは 「日中にたんぱく質と水分を確保すること」。
これだけで食欲の暴走とむくみが抑えられます。
飲み会が続く週ほど、普段の食事を安定させることが体型維持の鍵です。
お酒を飲むと毎回食べすぎてしまうのはなぜ?
アルコールは満腹中枢を鈍らせ、血糖値を乱しやすくします。
そのため「自分では食べている感覚が薄いのに食べ続けている」状態になりがちです。
対策としては、
・最初の一杯を糖質の低いものにする
・チェイサー(水)を常に置く
・たんぱく質から食べる
これらを徹底することで、食べすぎを大幅に減らせます。
翌日の“最速リセット方法”は何をすればいい?
まずは 水分補給 を最優先にし、味噌汁・フルーツなどでむくみを流します。
その後、軽い散歩やストレッチで血流を促し、代謝を戻します。
食事を抜くとさらに太りやすくなるため、
消化の良い食事(お粥・スープ・卵など)をとること が最も効率の良いリセット方法です。
【まとめ】忘年会シーズンでも太らないために

忘年会は避けられないイベントですが、太るかどうかは“日々の習慣”と“翌日のリセット”で決まります。
アルコール・揚げ物・糖質過多になりがちな食事でも、ポイントを押さえれば体脂肪に変わりにくく、年末でも体型をキープできます。
無理な我慢ではなく、コントロール。
「楽しむこと」と「太らないこと」は両立できます。
次の一歩:プロに相談すると何が変わる?
忘年会が続くと、
- むくみが取れない
- 体が重い
- 体脂肪がつきやすくなる
- リセットしても戻らなくなる
など、自己流では限界を感じる方が増えます。
BEYOND武蔵小杉店では、
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質の高いトレーニング指導が特徴です。
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このブログの著者

パーソナルトレーナー
著者:吉田 優大
所属:BEYOND武蔵小杉 パーソナルトレーナー
「健康とボディメイクをもっと身近に」をモットーに、ダイエット、筋力アップ、姿勢改善、腰痛予防など幅広いお客様をサポート。
食事指導や生活習慣の改善まで含めた“結果につながるトレーニング”を提供しています。

