通うならジム?パーソナル?違いを解説
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2025 / 08 / 04
最終更新日:2025年8月4日
BEYOND武蔵小杉店トレーナーの田村です。
この記事では、「ジムに通おうと思っているけど、普通のジムとパーソナルジムのどっちがいいのか分からない…」という方に向けて、それぞれの違いや向き不向きをわかりやすく解説していきます。
本記事の著者
BEYOND武蔵小杉店 トレーナー
田村 勇樹
資格 NESTA PFT
BBJ 入賞経験あり
フィットネスジムとパーソナルジムの基本的な違い
「ジムに通おう」と思ったとき、まず迷うのが「普通のフィットネスジムにするか、それともパーソナルジムにするか」という選択です。
一見どちらも「筋トレをする場所」と思いがちですが、料金・通い方・トレーニング内容・サポート体制など、まったく別物と言えるほど違いがあります。
料金・通い方・指導内容の違い
まずは、実際にジムを選ぶうえで気になる「料金・通い方・指導内容」について、フィットネスジムとパーソナルジムを比較してみましょう。
項目 | フィットネスジム | パーソナルジム |
---|---|---|
月額料金 | ¥7,000〜¥12,000程度 | ¥100,000〜¥250,000(2ヶ月目安) |
通い方 | 自由(出入り自由・予約不要) | 完全予約制(週1〜2回が主流) |
トレーニング | 基本は自主トレ | トレーナーの指導付き |
サポート | なし(オプションでパーソナル可能な場合も) | 食事指導・生活習慣まで含まれる場合が多い |
続けやすさ | 意志次第 | トレーナーが継続サポート |
このように、フィットネスジムは「自分で通って自由に使える施設」、パーソナルジムは「プロのサポートを受けながら継続・改善していく場所」と言い換えることができます。
よくある誤解と実際の使われ方
ジムを検討している方からよく聞かれるのが、次のような誤解です。
・「パーソナルジム=筋肉ムキムキな人が通う場所」
・「フィットネスジムでも真面目にやれば同じ結果が出る」
・「パーソナルジムは高額なので続けるのは無理」
実際には、パーソナルジムに通っている方の多くは運動初心者・ダイエット目的の一般の方です。
短期間で変化を感じたい人・一人だとサボってしまう人・自分に合ったやり方を知りたい人にとって、パーソナルジムは非常に有効な選択肢です。
一方で、フィットネスジムは安価に通えるメリットがある反面、「続かない」「結果が出ない」という理由で挫折する人も多いのが現実です。
重要なのは、「どちらが良い悪い」ではなく、自分に合った方を選ぶことです。
目的や性格、ライフスタイルによって向き不向きは大きく変わります。
パーソナルジムのメリット・デメリット
圧倒的に結果が出やすい理由
パーソナルジム最大の強みは「圧倒的に結果が出やすいこと」です。
これは決して誇張ではなく、正しいフォーム・頻度・食事・メンタルサポートといった複数の要素が組み合わさっているからです。
特に初心者の場合、間違ったフォームや偏った食事管理をしてしまい、思うように成果が出ないまま挫折してしまうケースが多くあります。
パーソナルジムでは、マンツーマンでの指導により無駄なく効率的に体を変えていけるため、「ジムに通っているのに全然変わらない…」という状況を回避できます。
さらに、多くのパーソナルジムではLINEなどでの食事指導や習慣の見直し、週単位での体重・体脂肪のモニタリングを実施しており、成果を“出させる仕組み”が整っています。
これはまさに「自分一人では続かない」「何をやればいいか分からない」という人にとって大きなメリットです。
結果が出やすい理由をまとめると、次の通りです
・正しいフォームで怪我なく効率的にトレーニングできる
・目的に応じた最適なメニューを都度作ってもらえる
・食事や睡眠、生活習慣までサポートがある
・継続のための仕組み(予約制・報告・フィードバック)がある
このように、ただ鍛えるだけでなく「変われる状態をつくる」ことに特化しているのが、パーソナルジムの最大の価値です。
料金面のハードルとその対価
一方で、パーソナルジムを検討する際に最もネックになるのが「価格」です。
一般的には、2ヶ月16回で約20〜30万円という価格帯が相場であり、決して安くはありません。
この価格に対して「高すぎる」と感じる方も多いのですが、実際の内訳を見てみると、単なるトレーニング料以上の価値が含まれていることが分かります。
・マンツーマン指導(週2回 × 約1時間)
・個別の食事フィードバック(LINE等)
・専用アプリや体組成管理・写真比較などのモニタリング
・目標達成のための習慣化サポート・コーチング
つまり、パーソナルジムは身体を変えるための「プロのチームと伴走する投資」とも言えます。
短期間で結果を出し、生活習慣ごと見直したいという人にとっては、高くても十分見合う価値があるサービスです。
逆に、「とりあえずちょっと運動したいだけ」「安く運動したい」場合には費用対効果は下がるため、目的によって慎重に判断する必要があります。
なお、最近では月額制のパーソナルジムや、回数券での購入も可能なジムが増えており、以前よりも柔軟に利用できるようになってきています。
体験だけでもまずは受けてみて、「自分にとって本当に必要か?」を見極めることが大切です。
フィットネスジムのメリット・デメリット
コスパの良さと自由度の高さ
フィットネスジムの最大の魅力は、コストパフォーマンスの良さと自由に利用できる手軽さです。
多くのジムは月額¥7,000〜¥12,000程度で通い放題となっており、営業時間内であれば何度でもトレーニング可能。
24時間営業のジムも増えているため、仕事終わりや休日のスキマ時間に運動したい人にとって非常に利用しやすい仕組みになっています。
また、施設によっては豊富なマシン・スタジオプログラム・プール・サウナなどが使えるため、1つの会費で多くのサービスを享受できるのも魅力です。
「今月は週1しか通えなかった」「来月は毎日行きたい」といったように、自分のペースで通える柔軟性も、生活スタイルにフィットさせやすい大きなポイントです。
このような方にとってフィットネスジムは最適です
・安く運動習慣を取り入れたい
・一人で黙々と運動するのが好き
・忙しくてトレーニング時間が不定期
・マイペースに続けたい
自分の目的とスケジュールに応じて、自由に活用できる点がフィットネスジムの大きなメリットです。
続かない原因は「自由すぎること」?
しかし、フィットネスジムは自由度が高いがゆえに、「続かない」人が多いのも事実です。
入会初月は意気込んで毎日通っていたのに、徐々に回数が減っていき、いつの間にか幽霊会員に…。
このような経験をしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。
実際、ある大手ジムの統計では「半年以内に退会または通わなくなる人」は50%以上というデータもあります。
なぜ続かないのか。その理由は次のようなものです
・「何をしたらいいか分からない」→ メニューが自己流で迷走する
・「正しくできているか分からない」→ フォームが間違って効果が出ない
・「結果が出ない」→ モチベーションが下がって通わなくなる
・「一人だとサボってしまう」→ 強制力がなく継続が難しい
つまり、フィットネスジムは“自己管理ができる人”向けのサービスであり、初心者や目的が曖昧な人にとっては、なかなかハードルが高い場所でもあります。
せっかく月会費を払っていても、通わなければコスパは一気に悪化します。
逆に、自己管理能力があり、目的に合わせて自分でメニューを考えられる人にとっては、非常に費用対効果の高い選択肢となります。
また最近では、フィットネスジム内で単発のパーソナルトレーニングを受けられるサービスも増えており、「普段は自由に通いつつ、定期的にプロにチェックしてもらう」という使い方もおすすめです。
目的別|あなたに合うのはどっち?
ダイエット・ボディメイク・健康維持の違い
ジムに通う目的は人それぞれですが、大きく分けると次の3つに分類されます。
① ダイエット(体脂肪を減らす)
② ボディメイク(筋肉量を増やし、見た目を整える)
③ 健康維持・体力づくり(習慣としての運動)
この目的ごとに、パーソナルジムとフィットネスジムのどちらが合っているかを見てみましょう。
■ ダイエットが目的の場合
「短期間でしっかり痩せたい」「見た目を早く変えたい」という方は、パーソナルジムがおすすめです。
ダイエット成功の鍵はトレーニング×食事×継続であり、自己流ではなかなかうまくいかない部分をプロが管理してくれるからです。
■ ボディメイクが目的の場合
ボディメイクは単なる減量ではなく、「筋肉を増やしてメリハリをつくる」ことが重要です。
初期段階はパーソナルで正しいフォームとメニューを学び、中長期的にはフィットネスジムに切り替えて自分で追い込むという流れが効率的です。
■ 健康維持・体力づくりが目的の場合
「運動習慣をつけたい」「体力が落ちてきたから運動したい」といった目的であれば、フィットネスジムの方が気軽に始めやすいです。
ただし、正しいフォームや効果的な負荷設定が分からない場合は、月に1〜2回だけパーソナルを取り入れるのもおすすめです。
初心者〜中上級者までのおすすめ選び方
次に、トレーニング経験の有無によって「どちらが合っているか」を整理します。
■ 運動初心者・未経験者
筋トレや食事管理の知識がない状態でいきなりフィットネスジムに入会すると、何をすればいいか分からず、効果が出ないまま終わってしまうケースが多いです。
そのため、最初の3ヶ月〜半年間はパーソナルジムで基礎を学ぶ・習慣化するのがベストです。
■ トレーニング中級者(半年〜1年以上継続している人)
基礎知識やメニュー構成、フォームがある程度理解できている場合は、フィットネスジムに移行して自分で鍛えるスタイルでもOK。
ただし、定期的にパーソナルを取り入れて、フォームの確認や新しい刺激を得ることも大切です。
■ 上級者・大会出場経験あり
高度なプログラミングやコンディショニングが必要な場合、パーソナルでより細かい調整を受けるのが効果的です。
目的が明確で、計画的に体を仕上げていきたい方にとっては、自己流に限界を感じる場面も出てきます。
このように、「目的 × レベル」で見ていくと、自分にとって今どちらが必要かが明確になります。
まとめ|迷ったらどう選ぶべきか?
ここまで「フィットネスジムとパーソナルジムの違い」について、料金・特徴・向き不向きなどを整理してきました。
結論として、どちらが優れているという話ではなく、「目的」と「自分の性格・ライフスタイル」に合っているかが最も大切です。
・一人で管理できる・費用を抑えたい → フィットネスジム
・短期間で成果を出したい・初心者で不安 → パーソナルジム
そして「ジム選び」で最も失敗しやすいのが、勢いだけで入会してしまうこと。
サービス内容・雰囲気・トレーナーとの相性などは、実際に体験してみないと分かりません。
迷っている方は、まず体験トレーニングに参加してみることをおすすめします。
1回でも受けてみると「自分にはどちらが合っているのか」がはっきりするはずです。
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