炭水化物は太る?太らない?その真実を徹底解説【武蔵小杉駅徒歩5分】【BEYOND武蔵小杉】
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2024 / 12 / 16
最終更新日:2024年12月16日
「炭水化物を食べると太る」という話をよく耳にしますが、果たしてそれは本当なのでしょうか?糖質制限ダイエットが注目される中、炭水化物のイメージは何となく「悪者」とされがちです。しかし、私たちの身体にとって炭水化物は欠かせない栄養素でもあります。今回は、炭水化物と体重の関係について、科学的根拠をもとに詳しく解説していきます。
こちらに記事も栄養について記載していますので、ご覧ください。
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本記事の著者
BEYOND武蔵小杉店 トレーナー
田村 勇樹
資格 NESTA PFT
BBJ 入賞経験あり
炭水化物とは何か?
まずは炭水化物そのものについて理解を深めていきましょう。炭水化物は、主に食物中に含まれる三大栄養素の一つで、糖質と食物繊維に分けられます。この中で、エネルギー源となるのは糖質です。
• 糖質:米やパン、麺類などに多く含まれる成分で、身体や脳のエネルギー源となります。
• 食物繊維:消化されにくく、腸内環境を整える働きを持つ成分です。便秘解消や腸内細菌の活性化に役立ちます。
炭水化物の主な役割は、体にエネルギーを供給することです。特に脳は、1日のエネルギーの約20%を消費すると言われており、糖質が不足すると集中力の低下や疲労感を引き起こすことがあります。
炭水化物は本当に太るのか?
1. 摂取カロリーと消費カロリーのバランス
炭水化物が「太る」と言われる理由の一つは、糖質を過剰に摂取するとカロリーオーバーにつながる可能性があるからです。体重が増えるか減るかは、基本的に摂取カロリーと消費カロリーのバランスに依存します。
例:1日のカロリーバランス
• 摂取カロリー > 消費カロリー → 太る
• 摂取カロリー < 消費カロリー → 痩せる
炭水化物そのものが太る原因ではなく、「摂りすぎ」が問題なのです。例えば、白米を大盛りで食べ過ぎたり、菓子パンやスナック菓子のような高糖質・高脂質の食品を頻繁に食べれば、カロリーが簡単にオーバーします。
2. 糖質が脂肪に変わるメカニズム
糖質を摂取すると、血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは、血糖値を下げる働きを持つ一方で、脂肪を蓄積しやすい状態を作ると言われています。ただし、日常的な食事量であれば、インスリンが直接「太る」原因になることはほとんどありません。
糖質が脂肪に変わるのは、糖質を大量に摂取してエネルギーとして消費しきれなかった場合です。この余剰エネルギーが脂肪として蓄えられることで、体重が増加します。
炭水化物を制限すると痩せる理由
糖質制限ダイエットが効果的とされる理由は、以下の3点が挙げられます:
1. インスリン分泌の抑制
糖質を減らすことで、血糖値の急激な上昇が防げます。その結果、インスリンの分泌量も減少し、脂肪の蓄積が抑えられると言われています。
2. カロリー摂取の自然な減少
炭水化物を減らすと、食事全体のカロリー摂取量が減ることが多いため、痩せやすくなる傾向があります。ただし、代わりに脂質やタンパク質を過剰に摂取してしまうと、かえってカロリーオーバーになることもあります。
3. 水分量の減少
糖質を減らすと、体内のグリコーゲン(エネルギー貯蔵物質)が減少します。グリコーゲンは水分を多く含むため、それが減ることで一時的に体重が減る現象が起こります。これは「水分量の減少」によるもので、脂肪が直接減ったわけではない点に注意が必要です。
炭水化物を上手に摂るコツ
炭水化物を完全に排除するのではなく、適切な量と種類を選ぶことが重要です。以下は、炭水化物を健康的に摂るためのポイントです。
1. 適量を守る
1日に必要な炭水化物の量は、個人の体型や活動量によりますが、総摂取カロリーの50~60%程度が目安とされています。過剰に摂らず、適量を守ることが大切です。
2. 質の良い炭水化物を選ぶ
精製された白米や白いパンよりも、以下のような「低GI食品」や「未精製の炭水化物」を選ぶと良いでしょう:
• 玄米
• 全粒粉パン
• オートミール
• 雑穀米
これらの食品は、血糖値の急激な上昇を抑えるため、太りにくいとされています。また、食物繊維が豊富で満腹感を得やすい点もメリットです。
3. タンパク質や脂質とのバランスを取る
炭水化物だけに偏るのではなく、タンパク質や健康的な脂質をバランスよく摂ることで、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
「太らない炭水化物」レシピ例
健康的に炭水化物を摂りながら、体重を維持するための簡単なレシピを紹介します。
1. 玄米サラダボウル
• 材料:玄米、鶏むね肉、アボカド、ミニトマト、リーフレタス
• 調味料:オリーブオイル、レモン汁、塩、こしょう
玄米を主食にしつつ、タンパク質と野菜を豊富に摂ることができるバランスの良い一品です。
2. オートミール朝食プレート
• 材料:オートミール、牛乳または植物性ミルク、ナッツ、バナナ
オートミールは低GI食品で、朝食に最適です。ナッツやフルーツをトッピングすることで、ビタミンやミネラルも補給できます。
まとめ
「炭水化物は太る」というイメージがありますが、実際には摂り方次第です。適切な量と質を守り、バランスの良い食生活を心掛ければ、炭水化物を摂ることで太る心配はありません。むしろ、炭水化物は身体や脳にとって必要不可欠なエネルギー源です。
ダイエットや健康管理を意識する際は、炭水化物を敵視するのではなく、自分に合った摂取方法を見つけることが重要です。炭水化物を正しく理解し、上手に取り入れることで、健康的な体づくりを目指しましょう!
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